子どもの心の悩みや病気についての本です。日常的によくみられる悩みから、専門医への受診が必要な状態まではば広くあつかっています。とりあえず親としてできる簡単な対応や、専門医に受診するポイントまで、具体的に書かれており、悩んだらまず手にとって見るのによいでしょう。
今は子どもの心の病気についても、いろんな本が出ていて本屋でも迷うほどです。多くの本が適切な情報を提供していますが、やはり本だけで判断するのは危険な場合もあります。この本はうすくて簡単なものですが、どういう場合にどうやって専門家につなげていけばよいか必要なポイントはおさえられており、おすすめだと思います。
監修者の市川宏伸氏は、元東京都立梅ヶ丘病院の院長を長年勤められ、現在は統合移転された東京都立小児医療センターの顧問になっています児童・思春期科という専門の科があり、東京方面の方であれば受診先として信頼できる機関でしょう。
tagPlaceholderカテゴリ:
コメントをお書きください